TOKYO 働き方改革宣言企業

製造業
オグラ宝石精機工業株式会社

http://www.ogura-indus.co.jp/

本社所在地:大田区

常用労働者数:101~300人

社員全員が働きやすい環境をつくることによって、全ての社員がその能力を十分に発揮できるようにする。

宣言書

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「TOKYO働き方改革宣言」を契機に受注生産型企業ならではの工夫を模索

同社は1894年(明治27年)に水雷発射照準器用の宝石加工製造に成功して以来、貴石及び金属の精密加工、ダイヤモンド工具の開発・製造工作機械用の部品製造、半導体製造装置用の部品製造などを行ってきた。企業理念に「人の人生を大切にする」と掲げている。具体的には、人が会社で過ごす時期は人生の中で精神的・肉体的にも最も充実している時期なので、社員の時間も大切にするということである。同社の業務はほぼ100%受注生産なので、時間外労働の削減や有給休暇の取得推進などについて、すぐに対処することは難しいという。そんな状況でもライフ・ワーク・バランス向上のために工夫できることはないだろうかと考えたのが、「TOKYO働き方改革宣言企業」へ参画した狙いだ。歴史の長い企業だからこそ可能な息の長い取組に期待したい。

取組内容

  • 働き方の
    改善

    ・改善活動を通じて、生産性向上を図るとともに
    時間外削減意識を向上させる。

  • 休み方の
    改善

    ・課長以上の役職者に対して「有給休暇取得率UPに関する勉強会」を開催する。

    ・年度毎に、進捗状況(有給休暇取得率)を公表する。

具体策1

時間外労働削減に先行して生産性向上を推進
製造ラインの「特別巡検」を毎月3日間実施

時間外労働削減に向けては、基本的に生産性の向上がなければ実現しないという認識を持っている。まずは生産性の向上を進めるために、特に製造ラインの管理監督者を対象とした「特別巡検」を毎月3日間、実施している。これは見方・考え方を向上させることで、働き方の改善スピードを上げることが目的だ。

具体策2

有給休暇取得に関する意識改革
社員別の月次取得率データ蓄積もスタート

「有給休暇取得率UPに関する勉強会」は課長以上の役職者に有給休暇取得の意義を理解してもらうことを狙いに、東京労働局雇用環境・均等部指導課の働き方・休み方改善コンサルタントの助言により実施した。これまで本社と埼玉工場で計2回実施したが、受講者の意識は確実に変わってきている。2018年4月からは、社員別の月次取得率データの蓄積を始めた。

働き方改革、
現場の生の声を聞きました!

渡邉 勘一
渡邉 勘一 総務部 部長

自社が働き方改革宣言をしたことで、社内では働き方改革への意識が高まりました。時間外労働の削減と有給休暇の取得促進に向けた取組に関して、社員の取り組む姿勢が変わったことは強く感じます。取組は始まったばかりなので、今後出てくるであろう様々な成果に大きな期待を寄せています。

尹 明珊
尹 明珊 営業部 営業2課
係長

もともと営業部は有給休暇が取得しやすい環境でしたが、働き方改革宣言を契機に上司が1か月に1日以上の有給休暇取得を宣言しました。このことで更に取得しやすくなりました。結果として、プライベートと仕事が両立しやすくなったと思います。子供の学校行事に参加して、学校での姿を見ることができるようになったのがうれしいですね。