TOKYO 働き方改革宣言企業

製造業
株式会社オカムラ

http://www.okamura.co.jp/

logo

本社所在地:東京都外

常用労働者数:1001人以上

社員一人ひとりの健康で豊かな生活実現のために、効率的な労働と業務改革を同時に推進していきます。

宣言書

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※奨励金を活用しないで宣言を行いました。

テレワークの活用をはじめとした取組で
誰もが自分らしく働ける会社へ

従業員が自ら考え、提案する働き方改革をトップが力強く推進

2018年4月、岡村製作所から社名を改めた株式会社オカムラ。オフィス家具の製造を中心に、自社製品を使用したオフィスや商業施設などの空間・環境ソリューションまで手掛けている。働く環境を提案する企業として、これまでも働き方に関する様々な活動をボトムアップ型で行ってきたが、それらを6月から代表取締役を推進リーダーとした「WiL-BE(ウィル・ビー)」プロジェクトに整理集約し、より一層力強く推進している。WiLとはワーク・イン・ライフの頭文字を取ったものである。人生(ライフ)には様々な要素があり、その中の一つに仕事(ワーク)がある、という同社独自の考え方だ。東京都が掲げるライフ・ワーク・バランス、ライフが先に立つという考え方にも通じるところがありそうな「WiL-BE」プロジェクトの取組のうち、特徴的なのが「在宅勤務制度」である。女性活躍をはじめの一歩としたダイバーシティ推進の取組の中で、現場の声から生まれ、子育てや介護といった時間的制約を解決し、優秀な人材のキャリアプラン、継続的な雇用を実現している。同社のように、ボトムアップの改革をトップがスピード感を持って推進するカタチが、働き方改革成功のヒントの一つといえそうだ。

取組内容

  • 働き方の
    改善

    ・在宅勤務制度を導入し、育児や介護で時間的制約のある社員が効率的・継続的に働けるようにします。

    ・長時間労働削減、健康管理の観点から、他拠点勤務を推進します。
    (出張先から自拠点に戻らず他拠点で業務を行う、ワークライフバランスの観点から自宅から近い最寄りの他拠点で業務を行う等)

  • 休み方の
    改善

    ・有給休暇を計画的に取得し、さらに業務の繁閑を考慮し可能な場合は土日祝日と合わせた連続休暇の取得に努めます。

    ・一定の勤続年数を経過した従業員が取得できるリフレッシュ休暇制度では、年次有給休暇と合わせて連続かつ長期に取得ができるよう努めます。

具体策1

5時から22時の間でOK
子育てや介護に寄り添う在宅勤務制度

2017年6月、現場の声から生まれた在宅勤務制度。育児や家族の介護などをしている社員が、より効率的に継続して働けるような環境を目指して練り上げられたこの制度は、「①妊娠中の女性及びその配偶者」「②小学校3年生までの子を養育中の従業員」「③介護中の従業員」のうち所属長が承認した者が対象となっている。週1回を限度に、5時から22時までの間に所定労働時間を勤務すればよく、育児や介護などの事情に合わせて在宅勤務時間中に業務を中断することも認めている。これにより、例えば保育園の送り迎えや子供の急な体調不良にも、ゆとりを持って対応できる。あるいは子供が起きる前や寝かしつけた後に集中して働くという時間の使い方も可能であり、子育てや介護の現状に寄り添った内容となっている。

具体策2

都近郊の多くの拠点が勤務先に
移動・通勤時間を減らす他拠点勤務を推進

場所や時間にとらわれない働き方を実現する「テレワーク」の一つに、サテライトオフィス勤務という形態がある。勤務先以外のオフィススペースを利用する働き方だが、同社ではサテライトオフィスとして、他拠点勤務を推進している。東京23区内の拠点及び近郊に所在する拠点で勤務できる。例えば、出張先から自分が勤務する拠点に戻らず、次の取引先や自宅に近い拠点で業務を行うことで、移動時間や通勤時間を削減でき、1日の時間を有効に活用できる。また、自宅に近い拠点で業務を行うことにより、育児・介護等の突発的な事情への対応も可能だ。社員からは「朝や夕方に時間的余裕ができ、自由な活動ができる」と好評を博している。またメリットとして「他拠点のメンバーとコミュニケーションが取れる」という声も多く寄せられている。

働き方改革、
現場の生の声を聞きました!

望月 浩代
望月 浩代 管理本部
人事部
ダイバーシティ推進室
室長

子育てや介護と仕事を
無理なく両立できる職場を目指して

2016年4月の女性活躍推進法施行を機に、女性をはじめとする多様な人材の活躍促進、仕事と生活の充実への取組が始まりました。同年8月に発足したダイバーシティ推進プロジェクトを進める中で当時感じたのは、女性のキャリア形成の難しさです。当社でも、営業職の女性は少なく、定着率も低い状態でした。現場の声を拾ううちに、子育てや介護と仕事を両立できる環境を整えることが、会社の持続的な成長に不可欠だと考え、在宅勤務制度やフレックスタイム制度の適用拡大、再入社制度の実現に結びつきました。特に在宅勤務制度は、トライアルから10か月というスピードで導入を実現でき、利用者も続々と増えています。また、プロジェクトでワークショップを開催したことで、社員一人ひとりの意識改革につながってきたと感じます。2018年5月にはダイバーシティ&インクルージョン宣言を制定。今後は、女性活躍の先へ、誰もが働きやすさを実感し、自分らしく力を発揮できる職場へと歩みを進めていきたいと思います。

梅津 聡子
梅津 聡子 海外営業本部
管理部
企画管理課

在宅勤務制度で
これからのキャリアが大きく広がりました

保育園に通う娘がおり、急な発熱や体調不良などで園から呼び出されることが月に1〜2回ほどあります。そのたびに半日休暇制度を利用していましたが、思うように仕事が進まないだけでなく、周囲に迷惑がかかることを心苦しく思っていました。また、園の保護者会や予防接種などは平日に設定されることが多く、なかなか時間を作るのが大変でしたので、在宅勤務制度の導入は本当にうれしかったです。平均して月に3回程度利用していますが、最大限の仕事時間を確保しつつ、園の行事や保護者会などにも参加できて、子育てと仕事を無理なく両立できるようになりました。在宅勤務時は企画書作成など個人の集中作業を中心に行うことで、効率的で質の高い仕事ができています。さらに、園からの急な呼び出しにも、新しい短時間勤務やフレックスタイム制度によって休暇扱いにならず、働く時間を柔軟に設定できるようになり、大きなやりがいを感じています。今後も積極的に利用し、この会社で長く働き続けたいと思います。

「(株)オカムラ」に聞く!働き方改革の取組と成果

働き方改革宣言をした「(株)オカムラ」を訪問し、働き方改革の取組内容や成果などを伺いました。